¥990(税込)
販売開始:2021年10月01日10:00
◆収録内容
第一話【手を振って妻は・・・】
語り手:鈴木 善雄
(大正15年生まれ/宮城県名取市・閖上で被災)
目の前で波にさらわれた妻、そのときの表情が忘れられない。
必死で妻の名を叫んだが、波に呑み込まれていった・・・。
第二話【孫のひとことで2階へ】
語り手:庄司 アイ
(昭和9年生まれ/宮城県亘理郡・山元町で被災)
「ばあちゃん!津波が来るっ!!」孫に手を引かれて夫と3人、
大急ぎで自宅の2階へ。あっという間に波が来て、
なんと家ごと一晩漂流することに。
第三話【来ないはずのところへ津波が】
語り手:中松 敏子
(昭和17年生まれ/宮城県本吉郡・南三陸町で被災)
「まさかここまではこないだろう・・・」そう思っていた自宅まで、
波はあっという間に襲ってきた。こんな思いはもうたくさん!
震災の語り手として活動を続ける中松さん。
第四話【津波に追いかけられて裏山へ】
語り手:高橋 武子
(昭和13年生まれ/宮城県本吉郡・南三陸町で被災)
「上へ、上へ」急な斜面を必死で駆け上がり、九死に一生を得た
高橋さん。なにも無くなったけど、仲間がいる・・・。
近隣の人々との絆、「結い」の重要性を痛感。
第五話【手提げひとつで避難して】
語り手:小野 トメヨ
(大正13年生まれ/福島県相馬郡・新地町で被災)
「津波が来る!」防災無線のアナウンスにしたがって、
着の身着のまま避難したトメヨさん。
周囲には、海辺に暮らしながら危機意識が薄い人たちもいた。
防災のために、被災体験を語り続ける決意を・・・。
第六話【家も田圃も畑も海に】
語り手:土見 壽郎
(大正14年生まれ/宮城県塩竈市・寒風沢島で被災)
日本三景の一つ、名勝松島。松島湾の入り口にある島々が大津波を
受け止めたので松島の被害は小さかったといわれている。
その島のひとつ、寒風沢島で一人暮らしをしていた
土見さんが語る「3.11」。
※2012年3月に放送された、khb東日本放送の特別番組
「3.11を語り継ぐ~民話の語り手~」を収録したDVDです。
◆制作・著作 khb東日本放送
◆本編 約147分
◆価格 本体900円+税
◆発売日 2012年5月15日(火)